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日常の中に「間」を見つける

一日の中で、自分が本当に休めている時間はどれくらいあるだろうか。睡眠時間は足りているのに疲れが取れない、という感覚の背景には、起きている間の「間(ま)」が失われていることがある。移動中も、待ち時間も、すべてが情報で埋まり、立ち止まる余地が少なくなっている。

問題はどこにあるのか

問題は「休む時間が足りない」ことだけではない。むしろ、短い空き時間が訪れても、それを休息として使えないことにある。数十秒のエレベーター、数分の待合、信号待ち——こうした微小な間は本来、注意を緩める機会になりうるが、多くの場合はスマートフォンによって埋められてしまう。結果として、長さの合計は十分でも、質としての休息が積み上がらない。

人々は何をしているか

この課題に対して、人々はさまざまな方法を試している。意図的にスマートフォンを見ない時間を作る人、通勤経路にあえて緑のある場所を選ぶ人、待ち時間を呼吸に充てる人、休憩のための環境やツールを導入する人。共通しているのは、休息を「残った時間」ではなく「設計する対象」として捉え直している点である。

アプローチをどう比べるか

方法はおおまかに、環境を変えるアプローチ(場所や動線を選ぶ)、習慣を変えるアプローチ(行動のルールを決める)、道具を使うアプローチ(休息を促す環境やサービスを取り入れる)の3つに整理できる。どれが向くかは、生活のリズムや、立ち止まりたい場面によって異なる。次のページでは、それぞれの考え方を具体的に見ていく。

本ガイドは一般的な情報提供を目的としており、医療的・専門的な助言ではありません。体調や睡眠に関する具体的な悩みは専門家にご相談ください。

3つのアプローチ(環境・習慣・道具)を、それぞれの考え方と留意点とあわせて整理しました。

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